このコースでは、Java の基本 → フロント(HTML / CSS / JavaScript) → DB / SQL → Spring Boot の順に進みます。最後に、データの追加・表示・更新・削除ができる小さな Web アプリを1つ動かすところがゴールです。
この記事は、コース全体の流れを最初に把握するための入口です。
最終的に何ができるようになるか
- Java の短いコードを読んで、意味を追える
- HTML / CSS / JavaScript が画面側でどんな役割を持つか説明できる
- SQL でデータの取得・追加・更新・削除ができる
- Spring Boot で API(画面とサーバーをつなぐ仕組み)を作り、画面と DB をつないで動かせる
全部を暗記する必要はありません。コードを読んで、少し直して、結果を確かめる。それがこのコースの第一目標です。進め方の詳細は後述します。
Java、フロント、DB はどうつながるか
たとえば「ユーザーを登録する」処理を考えてみます。
- 画面(フロント) — ユーザーが名前やメールアドレスを入力し、送信ボタンを押す
- Java(API) — 送られてきた値を受け取り、空欄チェックなどの処理を行う
- DB — チェックを通ったデータをテーブルに保存する
「商品一覧を表示する」なら、逆の流れになります。Java が DB からデータを取得し、JSON(データをやり取りするための形式)で返し、画面がそれを表示します。
このコースでは、この3者の役割と接続のしかたを1つずつ分解して学びます。
学習の全体マップ
| Part | 内容 | 実行環境 |
|---|---|---|
| Part 1 | 導入 + Java の値・条件分岐 | ブラウザ(paiza.IO 等) |
| Part 2 | くり返し・メソッド・配列 / リスト | ブラウザ |
| Part 3 | ローカルに移行 + エラーの読み方 + クラスとオブジェクト | VS Code + JDK |
| Part 4 | HTML / CSS / JavaScript の最小セット | VS Code |
| Part 5 | DB / SQL の基本 | VS Code + DB |
| Part 6 | Spring Boot で画面・API・DB をつなぐ | VS Code + Spring Boot |
Part 1〜2 はブラウザだけで進められます。パソコンへの環境構築は Part 3 から始まります。最初のハードルを下げるためにこの順番にしています。
Part 3 からは、この表と並行して Git を使います。 変更の履歴を残す道具で、扱う分量は最小限です。理由は次の節に書きます。
AI 時代の学び方
このコースでは、各レッスンで次の4点を繰り返します。
- 何をするコードなのかを読む
- どこを変えれば動きが変わるかを見つける
- 実行結果やエラーメッセージを見て、意図どおりか確かめる
- 分からない変更はそのまま入れず、小さく戻しながら試す
この4つができれば、ゼロから書けなくても仕事に必要なコードは理解できるようになります。「自分で書く力」は、読む力の上に自然と育ちます。
4番目の「戻しながら試す」には、戻す手段が要ります。それが Git です。AI にコードを書かせると、自分で書く量は減り、読んで採用するかどうかを決める量が増えます。 変更された内容を読む手段と、元に戻す手段の両方がないと、その判断ができません。
どの時点で何をやれば足りるかは、学習ロードマップの使い方 の「Git は本線と並行して進める」にまとめています。
次のステップ
この全体像を頭に入れたら、最初のレッスン「Java を1回動かしてみる」に進みます。ブラウザ上で Hello World を動かすだけの短い回です。