入門 ブラウザ 約12分

Java の変数・型・代入を読む

String と int を使い、変数の宣言・代入・再代入の形を読めるようにするレッスン。

前回の Hello World では、表示する文字をコードに直接書いていました。今回は「値を変数に入れてから使う」形を見ます。

実行環境は前回と同じブラウザ上のもの(paiza.IOOneCompiler)を使います。

3つの言葉

最初に、この回で何度も出てくる言葉を整理します。

言葉意味
変数値を入れておく名前つきの入れ物name, age
入れ物にどんな種類の値を入れるかString(文字), int(整数)
代入変数に値を入れる操作name = "Aki"

文字を変数に入れて表示する

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    String name = "Aki";
    System.out.println(name);
  }
}
Aki

String name = "Aki"; を分解すると、こうなります。

部分役割
String型 — 「この変数には文字を入れる」
name変数名 — 入れ物の名前
=代入 — 右の値を左の変数に入れる
"Aki"値 — 実際に入れる文字

System.out.println(name); は、name の中身(= "Aki")を表示しています。Hello World のときは "Hello, World!" と直接書いていましたが、今回は変数を経由しているのが違いです。

整数を追加する

文字だけでなく、整数も変数に入れられます。

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    String name = "Aki";
    int age = 20;

    System.out.println(name);
    System.out.println(age);
  }
}
Aki
20

int は整数を入れるための型です。Stringint — 型が違うと、入れられる値の種類も違います。文字を int に入れたり、整数を String に入れたりするとエラーになります。

同じ変数に別の値を入れ直す

変数は、あとから中身を入れ替えられます。

public class Main {
  public static void main(String[] args) {
    int age = 20;
    age = 21;

    System.out.println(age);
  }
}
21

ポイントは2行目の age = 21;int が付いていないことです。

  • int age = 20; — 変数を作って値を入れる(宣言 + 代入)
  • age = 21; — すでにある変数に値を入れ直す(再代入)

int を付けると「新しく作る」、付けないと「既存の変数に入れ直す」。ここは最初に混乱しやすいところなので、2つの行を見比べて違いを確認してください。

コードの読み方のコツ

長いコードやAIが生成したコードを読むとき、いきなり全体を理解しようとすると詰まります。代わりに、次の順で見ると追いやすくなります。

  1. 型を見るStringint か。何が入る変数なのかが分かる
  2. 変数名を見るnameage など、名前から役割を推測する
  3. 最初の値を見る — 何が入った状態で始まるか確認する
  4. = が再び出る行を探す — 値が変わるタイミングを把握する

この4ステップは、この先のレッスンでも繰り返し使います。

次の回へ

次は int を使った計算と式を扱います。int total = price * quantity; のような形を読めるようになるのが目標です。